あなたの家は「構造計算」されていますか?

 

木造住宅を建築する上で知っておきたい事

 


一般に良く言われる事のウソとホント


 

ヒノキの柱は強い。でも価格は高い?

 

構造計算を実際に行なうときには重要な要素がある。「材料の強度」である。
木材にはJAS(日本農林規格)の基準があり、住宅に使用するためには構造用JAS基準という基準が存在する。しかし、この基準はあってもないような基準なのだ。強度のはっきりわかる木材が手に入らないのである。

 

JASマークの付いた構造材料は流通していない。木材の流通において強度は価格に一切影響のないものである。価格に影響がないのでわざわざ日本農林規格にお金を払ってJASマークを付ける必要がないし
お金をかけて強度を測定して強度表示をする業者は極端に少ない。

 

現在もその状況は変わっていない。 さらにJAS基準には、目視等級と強度等級という二つの基準が存在している。通常、木材は強度等級ではなく、1等材・特1等などという目視等級で売り買いされている。
1等とは、2等より節が少なく、見た目がきれいな材料のことを指す。

 

見た目がきれいな木材のほうが高く売れるので強度は測定しない。したがって、強度のわかる木材が手に入らない。唯一、潤沢に手に入り、かつ強度のはっきりした木材が集成材という木材である。
集成材とは板材を接着剤を使って積層してつくられる木質材料で、19世紀末にドイツで発明され
ヨーロッパでは早くから駅舎や教会などの多くの大型建造物で使われてきた。

 

 

しかし、この集成材は無垢材(無加工材)と比べてコストが高いという理由でローコストで
高利益を目指す会社からは敬遠されてきた。顧客は強度よりもブランド志向で家を選ぶのだ。

 

たとえば、高級素材といわれているヒノキの柱について「1本いくらくらいすると思いますか?」と一般の方に尋ねてみると、3万円とか4万円、あるいはもっと高い値段を答える。ところが、実際の流通価格は、驚くなかれ3,000円程度なのだ。3,000〜4,000円の材を3〜4万円に見せる。
これがメーカーにとってはうま味になる。

 

強度のわかる集成材を使うより、「ヒノキの4寸柱」というほうが顧客は勝手によい物と勘違いしてくれる。ヒノキというだけでお客さんは勝手に高いと思ってくれるから便利な素材である。
また、ヒノキは強いと信じている人がいるが、都合のよい誤解である。

 

実際の強度は松のほうがある。 JAS基準でも強度を表すヤング係数というものがあるが
それぞれの材の強度は次のように表示されている。

 

 ヒノキ   90E

 米松   120E

 欧州赤松 105E

つまり、一般に松のほうがヒノキより1.3倍強いのである。
しかし、強度のしっかりわかる松の集成材より、強度はわからないヒノキの無垢柱に
魅力を感じてしまう顧客が多く存在するために木造住宅業界の構造は変わらない。

 

 

 


「大工神話」が科学的計算を阻む


 

木造を語るときに東大寺や清水寺などの歴史的建築物を引き合いに出して、まるで大工さんたちは構造の強度までわかっているような話をする人がいる。大工さんの木造は歴史があるから計算しなくても大丈夫、というわけだ。これも誤解である。

 

いまの木造住宅の木材は、あらかじめ工場で機械加工しているため、昔のように大工さんが手で材を刻むことはまずない。合理化のもとで、柱は昔の家の大黒柱の3分の1の太さになっているのに、多くの施主は、それでも木造神話を信じている。

 

 

だが、あえて断言するが、薬師寺の再建や伊勢神宮の再建をする宮大工のつくる木造と、あなたの家の木造はまったく似て非なるものなのである。

「1000年ももつ木造と私の家は同じ」という幻影に惑わされた人は
まず柱の太さを比較してみるとよい。

 

東大寺の大仏殿の柱はどのくらいの太さがあるか?清水寺の柱はどのくらいの太さなのか?
直径1メートルの丸い柱とあなたの家の105ミリの柱。同じ素材だったらどのくらい強度が違うだろうか。
柱の強度はその断面積に比例するので約80倍にもなる。
あなたの家の柱80本と伝統建築の柱1本が同じ強度ということだ。

 

また、「清水寺の舞台から飛び降りる」という表現が、かなり高いところから飛び降りるというイメージで使われているがその高さは地上約13メートル、3階建ての木造住宅の屋根の高さとほぼ同じなのである。

 

 

 

「家、三匹の子ぶたが間違っていたこと」 田鎖郁男・金谷年展(共著)より抜粋しご紹介しております。

 

前回の本当に安心な家とは①はこちら

 

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