照明のプロが教える「壁」に映し出される “光と陰影”

先日、コイズミ照明株式会社様のセミナーに参加いたしました。
周りはインテリアコーディネーターの乙女たちばかりでしたが、
そこに中年男性の私がポツリと一人でセミナーを聴き入っておりました。

今回は「あかりと壁との関係性」についてのセミナーでした。

照明設計を専門に担当する部門、LCR(Lighting Creative Room)大阪の藤田 敦子氏が講師となり、「壁」に映し出される光の見え方や、陰影の取り方をスライドで説明してくださいました。

その中で一番印象に残ったのが、今回のセミナー案内状に利用された二つ折りの「台紙」です。

何の変哲も無いカラフルな台紙だと思っていたものが、
暗闇にスマートフォンのライトを灯すと・・・、
なんということでしょう!


壁に反射して雰囲気のある簡易の照明が浮かび上がりました。
“やられた感” 満載です!
これぞアートだと感じた瞬間でした。

光をバウンドさせて空間を照らす間接照明「バウンド光」と
対象物に直接光をあてる直接照明

今回のセミナーを受講して感じたのは、直接的な照明も良いかも知れないですが
「壁」に “バウンド” させて反射した「あかり(光)」は、非常に趣があって
ノスタルジックに浸れるなぁ~って感じた次第です。

天井にスポットライトを付けることがありますが、直下を照らすLEDの直接的な光は時として眩しい場合もあり、角度を変えられるスポットライトなら、一旦、天井際の壁に当てると柔らかな光に変わります。

ちなみに、上の写真のように下から照射するような「アッパー光」や柔らかなあかりのスタンドなどと組み合わせると、明るい部分と暗い部分ができて、夜のリビングや玄関ホール、寝室などの雰囲気がこれまでと違った素敵な空間に演出できますよ。

ぜひとも、お客様にご提案したいと思います。

「バウンド光」とは照明器具からの光を壁面や天井に当てた “跳ね返りの光” のことを言います。

(伊丹展示場 店長/田上 共浩)